かなり偏った言説ですけど、実際に今でもこの類のことを言う当事者の方がいるみたいですね〜。ちょっとびっくりです。本物ってなんやねん!?

ぼくが治療を始めたころは、ガイドラインに沿って治療することが正義!みたいな風潮があって、自由診療は悪いことみたいに言われてました。診断書を取得するのも時間がかかったし、難しかったんですよね。特に未成年にとっては。だいたい3割かそれよりちょっと多いくらいのひとが自由診療をしてた肌感です。

その頃も、『診断書もらってなかったり治療してないFtMはFtMじゃないだろw』みたいなひとたちがいましたね。『男なんだから男らしく〜』みたいなことを言うようなひとたちと被るかな?携帯の個人サイトでの誹謗中傷も多かったけど、半分くらいは当事者間でのことだったんじゃないかなーって今では思います。
ぼくも、個人サイトのBBS(懐かしい!)で高校時代の恩師の名前を持ちだして中傷されたりしてました。誰だかわからないのって怖いですよね〜


最近のLGBTの話題や、トランスジェンダー・性同一性障害の記事なんか読むと、もう10年前とはかなり変化してるなっていう印象があります。。診断書だって、いまでは取得することは難しくないからあまり意味をなさないようなもんだし。どんどん変わってきてますよ確実に!

しかし...いまでも田舎の方では『え?治療してないの?おれたち治療してるからおまえとは違うよ。海とか行けちゃうし!いえーい!』みたいなノリがあるらしいですね。...困ったさんですね。笑 LGBTに関しては、やっぱり田舎は生きづらいでしょうね。男か女かでしか見ることができないひとが多すぎます。一度、東京とかで治療してないめちゃくちゃかっこいいFtM・Xジェンダーのひととかに会ったほうがいいっす。おまけに話を聞けば視野が変わる。まじで。


本物の基準なんてないし、本物なんていないし、治療してるひとが偉いわけでも、逆に治療してるひとが弱いわけでもない。他人を評価することなんてバカげてるし、判断する基準を間違えてはいけないよね。

ここで、『トランスジェンダーと性同一性障害は違いますから』というカテゴリーの話をしたいわけじゃにです。極論を言えば、他人をカテゴライズする人間を信じてはいけないんじゃないかな。絶対に信じるべきは自分自身であるということです。

自分がどうありたいか、どう生きていきたいか、真剣に向き合って悩みながら進めればだれの言葉も気にしなくていいじゃない。自分のことを思って真剣に言葉をかけてくれる人もいるけど、ありがたく受け取っておけばいいだけです。本当の答えは自分自身の声に従うべし!


とりあえず...田舎のLGBTがこれからも生きていけますように!願ってます!都会は変わってきてるんだから、これから田舎の変化がやってくるはずです。乞うご期待。


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